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> FP2/FP2SH No.2 FP2 SDU(シリアルデータユニット)→MCU(マルチコミュニケーションユニット) プログラム置換え例 [送信編]
FP2、FP2SH
送信プログラムの置換え例です。
下記のプログラムは、スロット3に装着したユニットのCOM1ポートから、 " %01#RDD… " のコマンドを送信します。
R0をONすることで、送信を開始します。
SDUの場合:

↓ ↓ ↓
MCUの場合:

SDU:
| X0 | : | 送信完了 |
|---|---|---|
| Y10 | : | 送信指示 |
| R0 | : | 送信要求信号 |
| R10 | : | 送信要求パルス |
MCU:
| R0 | : | 送信要求信号 |
|---|---|---|
| R10 | : | 送信要求パルス |
| 注: | X・Yメモリは他のユニットの割付け状態によって番号は換わります。 |
|---|
| SDU | : | 共有メモリの送信バッファエリアに送信データ(終端コード含む)を転送し、その後、送信要求Y10をONすることで送信を実行します。 送信データの末尾には、終端コードが必要です。 |
|---|---|---|
| MCU | : | 送信データをDTなどのメモリに格納し、F159(MTRN)命令の実行により送信を実行します。 送信データには終端コードを付加する必要はありません。 MCU設定又はF159命令により設定された終端コードが自動付加されます。 |
SDU導入マニュアルより
シリアルデータユニット内蔵の共有メモリの構成は以下のようになっています。
アドレスは10進法で表現されていますので、プログラムで501番地を指定する場合、K501とプログラムで指定してください。
| アドレス | 割り付け内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 1~250 | COM.1 送信バッファ(500文字) | RS232C機器へ送信したいデータを書き込むエリアです。 |
| 251~500 | COM.1 受信バッファ(500文字) | RS232C機器から受信完了したデータが格納されるエリアです。 |
| 501~750 | COM.2 送信バッファ(500文字) | RS232C機器へ送信したいデータを書き込むエリアです。 |
| 751~1000 | COM.2 受信バッファ(500文字) | RS232C機器から受信完了したデータが格納されるエリアです。 |
| 1001 | COM.1 終端コード設定エリア | 伝送フォーマットで「任意のコード」に設定する場合のみ、このアドレスの下位バイトに任意の終端コードを設定してください。 |
| 1002 | COM.2 終端コード設定エリア | |
| 1003 | COM.1 伝送フォーマット設定エリア | 伝送フォーマットを変更する場合は、このアドレスに任意の伝送フォーマットの値を設定してください。 |
| 1004 | COM.2 伝送フォーマット設定エリア | |
| 1005 | COM.1 受信データバイト数 | 受信したデータのバイト数が格納されます。 終端コード部分もバイト数としてカウントされます。 |
| 1006 | COM.2 受信データバイト数 |
CPUユニットとのハンドシェイクやエラー信号などのやり取りは、シリアルデータユニットに割り付けられたX接点やY接点によって行います。シリアルデータユニットはX16点、Y16点のI/Oが割り付けられ、I/O番号は装着するスロット位置や他のユニットのI/O点数により変わります。
●I/O番号表(入力)
| 入力信号 | 名称 | 内容 | |
|---|---|---|---|
| X0 | COM.1 | 送信完了フラグ | 送信が完了した時 ON 送信用バッファがクリアされると OFF |
| X1 | 受信完了フラグ | 正常にデータを受信した時 ON 受信用バッファがクリアされると OFF |
|
| X2 | COM.2 | 送信完了フラグ | 送信が完了した時 ON 送信用バッファがクリアされると OFF |
| X3 | 受信完了フラグ | 正常にデータを受信した時 ON 受信用バッファがクリアされると OFF |
|
| X4 | COM.1 ※1 |
フレーミングエラー | 受信データのデータ長、ストップビットが設定と異なる時 ON |
| X5 | パリティエラー | 受信データのパリティが設定と異なる時 ON | |
| X6 | バッファフルエラー | 受信バッファが一杯の時 ON | |
| X7 | 受信メッセージ長エラー | 受信データのフレーム長が500バイトを超える時 ON | |
| X8 | 送信メッセージ長エラー | 送信データのフレーム長が500バイトを超える時 ON | |
| X9 | COM.2 ※1 |
フレーミングエラー | 受信データのデータ長、ストップビットが設定と異なる時 ON |
| XA | パリティエラー | 受信データのパリティが設定と異なる時 ON | |
| XB | バッファフルエラー | 受信バッファが一杯の時 ON | |
| XC | 受信メッセージ長エラー | 受信データのフレーム長が500バイトを超える時 ON | |
| XD | 送信メッセージ長エラー | 送信データのフレーム長が500バイトを超える時 ON | |
| XE | ソフトリセット完了フラグ ※2 | 通常はON状態です。 ソフトリセット実行中はOFFになり、完了すると同時にONに復帰します。(共有メモリにて通信フォーマットを変更する際に使用します) |
|
| XF | 未使用 | ||
| ※1 | エラーフラグは、正常なデータを受信するかソフトリセットするとOFFします。 |
|---|---|
| ※2 | ソフトリセットは、ソフトリセット信号Y1DがONしてから完了するまで約100msかかります。 |
●I/O番号表(出力)
| 出力信号 | 名称 | 内容 | |
|---|---|---|---|
| Y10 | COM.1 | 送信指示 | ONすると送信用バッファにセットしたデータを送信します。 ON→OFFになると、COM.1送信用バッファをクリアします。 ※1 |
| Y11 | 受信用バッファクリア | ONすると受信用バッファをクリアします。 ※2 バッファクリアの終了後はOFFしてください。 |
|
| Y12 | COM.2 | 送信指示 | ONすると送信用バッファにセットしたデータを送信します。 ON→OFFになると、COM.2送信用バッファをクリアします。 ※1 |
| Y13 | 受信用バッファクリア | ONすると受信用バッファをクリアします。 ※2 バッファクリアの終了後はOFFしてください。 |
|
| Y14~Y1C | 未使用 | 常時OFFとしてください。 | |
| Y1D | ソフトリセット ※3 | ONするとソフトリセットを開始します。 入出力接点、エラーLEDがOFFになります。 (約100msかかります) ソフトリセットを開始後(XEがON→OFFになった時)は、直ちにOFFしてください。 |
|
| Y1E | 未使用 | 常時OFFとしてください。 | |
| Y1F | 未使用 | 常時OFFとしてください。 | |
| ※1 | 送信バッファのクリアは、送信完了(X0:ONまたはX2:ON)後に行ってください。 |
|---|---|
| ※2 | 受信バッファのクリアは、共有メモリからデータを読み出した後に行ってください。 |
| ※3 | ソフトリセットをかけると入出力接点(エラーフラグ)、エラーLEDがOFFになります。 伝送フォーマットを共有メモリのアドレス1003、1004に書き込んだ値に変更します。 |
MCU導入マニュアルより
マルチコミュニケーションユニット(MCU)とCPUユニットとの間のフラグ情報等は、X,Yによって伝達します。
本ユニットは、X16点、Y16点の32点のI/O割付がされており、I/O番号は装着するスロット位置と他ユニットのI/O割付により決まります。
I/O番号表(スロット0に装着した場合) (0:OFF、1:ON)
| 入力信号 | 名称 | 備考 | 有効な動作モード | |
|---|---|---|---|---|
| COM.1 | COM.2 | |||
| X0 | X2 | 受信完了フラグ | MCUユニットがデータを受信完了したときにONします。 受信待受時:0 受信完了時:1 |
汎用シリアル通信 |
| X1 | X3 | PLCデータ受信完了フラグ | MRCV完了時にセット/リセットされる (注1) 読み出し完了:1 読み出しデータ無し:0 |
|
| X4 | X5 | 送信完了フラグ | 送信可能時:1 送信中:0 送信完了時:1 (注2) |
|
| X6 | X7 | 受信エラー | MRCV完了時にセット/リセットされる (注1) 読み出したデータにエラー有り=1 読み出したデータにエラー無し=0 |
|
| X8 | X9 | CTS信号モニタ | 通信相手からのCTS信号の状態です MCUから送信可能=0 MCUから送信不可=1 MCU からのRTS 信号はY18・Y19で制御可能です |
RS/CS有効設定時、かつ、通信ブロックAFP2803(RS232Cタイプ)使用時のみ有効 |
| XA | XC | 受信エラー最新 | MCUの受信データ中にエラーがあった場合セット 受信エラー無し=0 受信エラー有り=1 受信エラーの詳細は、MRCV命令でPLCに読み出すことにより確認可能 多重受信時に各受信バッファのエラー有無は、X6/X7を見てください |
汎用シリアル通信(受信) |
| XB | XD | 設定エラー | 動作モードスイッチ設定異常 ユニット使用制限 |
全動作モード |
| XE | XF | CH リセット完了 | Y1EまたはY1FをONすることにより通信チャンネルをリセットできます 本フラグはその完了信号です 完了時=1 Y1E・Y1FがOFFのとき:0 |
汎用シリアル通信 |
| (注1): | 本フラグの有効期間はF161(MRCV)命令実行後、下記のいずれかの実行まで有効です。 1:END命令(スキャン先頭) 2:F161(MRCV)命令の実行 3:部分入力命令F143(IORF)の実行 |
|---|---|
| (注2): | 送信が1スキャン以内に終了するような場合、0にならないことがあります。 |
(0:OFF、1:ON)
| 出力信号 | 名称 | 備考 | 有効な動作モード | |
|---|---|---|---|---|
| COM.1 | COM.2 | |||
| Y10~Y17 | Y10~Y17 | 未定義 | 未定義は、ONしないでください。 (初期値は0) |
無し |
| Y18 | Y19 | RTS信号出力 | この出力をONすることにより、通信相手の送信を制御できます 通信相手からの送信許可=0 通信相手からの送信禁止=1 通信相手からのCTS信号はX8・X9でモニター可能です |
RS/CS有効設定時、かつ、RS232C通信カセット使用時のみ有効 |
| Y1A~Y1D | Y1A~Y1D | 未定義 | 未定義は、ONしないでください。 (初期値は0) |
無し |
| Y1E | Y1F | CHリセット要求 | Y1EまたはY1FをONすることにより通信チャンネルをリセットできます リセット要求無し=0 リセット要求=1 1を出力後、XE/XFでリセット完了を確認してから、0に戻してください リセット動作は、本信号の立ち上がり時に1回のみ動作します チャンネルリセット動作の詳細 以下の動作を行います 1:送信中止 2:受信中止 3:受信バッファのクリア 4:通信パラメータの再設定 5:エラー情報のクリア (但し、クリア可能なエラーのみ) 本機能は、正常な受信開始前に受信している不要なデータの消去やエラーのクリアなどに使用できます |
汎用シリアル通信 |
| (注): | チャンネルリセット動作は、Y1E/Y1Fだけでなく、次の処理を実施した場合も自動的に行われます 1:MTRN命令による、通信パラメータの設定・変更時 2:MTRN命令による、動作モードの切り替え時(汎用通信とコンピュータリンク間の切り替え) 3:ツールでMCU設定をしている場合の、PLC電源ON時か、PROGからRUNへのモード切替時 但し、上記の場合には、XE/YFのリセット完了信号はONしません。 |
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